新雪の尾瀬ヶ原【2】 空撮編 [尾瀬]
2023年10月22日撮影
さて新雪の尾瀬ヶ原の2回目は空撮編です。といっても前回書いた通り回復が遅れてしまったためかなり解けてからのフライトになってしまったのであまり綺麗な状態ではありません。それでもいくぶん残った紅葉や草紅葉との組み合わせはこの時期ならではです。下田代、中田代、上田代など出来るだけ広範囲で飛行させて撮影しました。空撮のスナップ写真という程度ですがご覧ください。
機材: DJI Air2s
※飛行に関しまして、国交省の許可、会津森林管理署の許可、東京パワーテクノロジーの許可、その他諸手続き済みのフライトとなっています。
↓↓ 下田代散策中にやっと雪がやんだのでチャンスとばかりにすぐに飛ばしました。画面中央部は六兵衛掘川で向こう側に見晴らしの山小屋が見えています。この時はまだ燧ケ岳も至仏山も見えてませんでした。
↓↓ 木道からはまったくわかりませんが下田代も池塘がけっこうあります。
↓↓ 龍宮小屋にもどってから山の鼻に向かって下山開始、このころから青空も見えてきたので再び飛ばしました。下田代の方はすっかり雪が消えてます。逆に、中田代はまだうっすらと残っている状態でした。 写真は姉ヶ崎上空からです。
↓↓ まだ雪が残る中田代。
↓↓ 上田代近くまで飛ばして撮影。こちらはまだまだ雪が多いですね。
↓↓ 再び中田代を撮影すると。雪解けが手前まで進んでました。太陽と山の関係で下田代から順番に溶けている様子が良くわかります。
↓↓ 少し移動してから再び飛ばしますと、牛首山まで雪解けが進んでました。牛首山の紅葉はピーク過ぎてますがなんとか色が見えますね。
↓↓ 見本園から飛ばして上田代です。すっかり雪も消えてしまいましたが池塘の様子が良くわかります。
↓↓ 山ノ鼻側を見た写真。至仏山も見えてます。
↓↓ 研究見本園奥の空撮です。カラマツの黄葉が見ごろでした。
↓↓ 上の写真の奥の方に日本第二位の太さの天然カラマツがあります。矢印のあるのがひのカラマツです。
↓↓ 最後に至仏山の森林限界上空100mくらいまで移動させて撮影です。至仏山の中腹くらいから見てる光景になります。燧ケ岳の左に会津駒ケ岳の白い峰が見えます。
↓↓ さきほどのカラマツのある方向ですがこの高度になると真っ白に輝く平カ岳や越後国境付近の山々も見えてきます。右上は景鶴山。
↓↓ 至仏山側のパノラマ写真から至仏山付近を切り立った写真です。早朝なら真っ白で綺麗だったでしょうね。
新雪の尾瀬ヶ原【1】 風景編 [尾瀬]
2023年10月21~22日撮影
7月下旬の尾瀬以降天気が悪かったりしてなかなか入山できませんでしたがシーズン終了も迫ってきたので龍宮小屋最終日に予約しましたがおあつらえ向きに雪予報が出まして出向きましたが、たっぷりの新雪が降ってくれて久しぶりに尾瀬ヶ原の新雪を堪能することが出来ました。ただ回復が遅れたので早朝の綺麗な時間帯は晴れてくれずそのあたりはちょっと消化不良ではありますが、このままシーズンを終了してもいいくらい十分な積雪の尾瀬ヶ原を見ることが出来ました。
紅葉のピークは過ぎていたもののあちこちに色合いが残っていたしカラマツの黄葉も始まっていたので両得な感じです。ほとんど雪が融けてからの撮影が多かったのですが出来るだけ多くアップしたいと思います。
撮影機材 SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD/iPhone13mini
↓↓ 鳩待峠の再開発がスタートして新しい休憩所&売店の建物が急ピッチで組みあがってました。新しい鳩待山荘も作られますが全体的な完成は2025年だそうです。
↓↓ 紅葉は終盤で落葉が多いですがまだまだ綺麗なのもあって山の鼻まで楽しませてくれました。
↓↓ テンマ沢湿原のこのカエデの黄葉に間に合いました。が翌日にはすっかり落葉してました。
↓↓ 昼食後に歩き出しましたが直後に降ってきてしまいました氷雨にときおりミゾレが混じってました。風も出てきて寒い・・・ 夕方には雪の予報になってますが・・・
↓↓ 降ったりやんだり日差しがあったりと忙しい空模様です。
↓↓ 夕方でも雨で雪に変わったのは20時過ぎでした。そのご完全に雪になり0時過ぎには小屋前で3センチくらいとなりニヤニヤしてしまいました(^_^;)
↓↓ そして翌早朝、ガッツリと積もって小屋の周りで5センチ前後となかなかの降雪です、木々にも降り積もって真っ白ですが、なかなか回復しませんでした。でも綺麗なのでとにかく撮りました。
↓↓ 回復せずどんどんと溶けてくるので、早朝撮影してから廻ろうと思っていたヨッピ橋や下田代方面へ散策に出ました。ヨッピ橋は既に橋板が外れているので手すりを掴みながら慎重に渡りヨシッポリ田代へ。
↓↓ 雪と落ち葉のミックス状態。見た目は綺麗だけど歩くのは非常に危険・・・
↓↓ 見晴らしまでくるとやっと燧ケ岳の中腹が見えてきました。
↓↓ 龍宮小屋に戻りコーヒーを飲んだり今年最後の挨拶をして出発しました。
↓↓ 歩き出す頃にはやっと晴れ間が見えてきて回復傾向です。しかし湿原の雪はほとんど解けてしまい山々に残るだけですが紅葉の残りと新雪のコラボがいい感じでした。
↓↓ 景鶴山のとなりの与作岳が見えてきました。
↓↓ カラマツの黄葉
↓↓ そしてついに燧ケ岳が山頂まで見えて冠雪状態まで溶けてしまいましたが綺麗です。
↓↓ 景鶴山も見えてきました。三段紅葉ですね。
↓↓ 上田代の逆さ燧ケ岳もなんとか・・・
↓↓ まだ少し雪が残る上田代の池塘群
↓↓ カラマツの黄葉も美しいです。
↓↓ 至仏山もやっと雲が取れてきました。
↓↓ 今シーズンの小屋終いした至仏山荘。他の山小屋も全て閉鎖されました。ビジターは10月31日まで空いてますがいよいよ終わりって感じです。
↓↓ 帰りの鳩待峠への道も残った紅葉がキラキラと綺麗でした。
次回は、空撮編です。
夏の尾瀬【2】 お花たち [尾瀬]
2023年7月22日~23日撮影
夏の尾瀬2回目は咲いていた花たちです。天気が悪かったもののの咲いてる花はとても多くて初夏から晩夏まで
咲いていました。ニッコウキスゲは遅霜の影響もあり不作で散々でしたがキンコウカはあこちで群生を作ってみごろでした。湿原ではラン類も多かったです。確認しただけでも60種くらいはあると思いますが撮影したのは50種くらい
でした。あまりにも小さな花はピント合わせに時間が掛かるので困ってしまいます。
いろいろ撮りましたので多めにアップしたいと思います。
【機材: SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD】
↓↓ アリドウシラン 林床に咲く小さなランです。
↓↓ キソチドリ 林内に多いです。
↓↓ ホソバノキソチドリ キソチドリが湿原に進出したものと言われています。
↓↓ コバノトンボソウ
↓↓ オオヤマサギソウ
↓↓ サワランは終盤
↓↓ カキラン 尾瀬ヶ原の北側ルートでよくみかけます。
↓↓ ツリシュスラン 今年は豊作ですが、まだつぼみでした。
↓↓ ゴゼンタチバナは終盤。
↓↓ ナガバノモウセンゴケ 普通のモウセンゴケも白い花です。
↓↓ ヒツジグサ 最盛期ですね。
↓↓ カラマツソウ
↓↓ ドクゼリ
↓↓ タカネアオヤギソウ
↓↓ バイケイソウ
↓↓ オオウバユリ 独特の芳香がします。 臭いニオイではないので嗅いでみるといいです。
↓↓ サケバサワヒヨドリ(サケバヒヨドリ)
↓↓ オニシモツケとクガイソウ。 細長いのがクガイソウです。
↓↓ コバギボウシ あちこちで咲いていて見ごろでした。
↓↓ オゼヌマアザミ
↓↓ ジュウシュウオニアザミ おもに稜線で咲くアザミです。
↓↓ オクトリカブト 晩夏の花ですが一部で咲いてました。
↓↓ オオマルバノホロシ オゼナスと呼ばれ秋には赤い実がなります。
↓↓ ミヤマワレモコウ
↓↓ クロバナロウゲ 減少傾向です。
↓↓ コオニユリ
↓↓ オタカラコウ
↓↓ ニッコウキスゲ 今年は残念な不作でした。
↓↓ キンコウカ。こちらはまずまずの当たり年。
↓↓ トモエソウ
↓↓ ハンゴンソウ 晩夏の花ですがもう咲いてました。
↓↓ イワオトギリ 主に標高の高い稜線や山間部で咲いてます。
↓↓ オトギリソウ ことらは主に湿原などで咲いてます。
↓↓ オゼミズギク こちらも咲き始めました。尾瀬は盛夏からすこし晩夏の季節になってきてます。
夏の尾瀬【1】 風景編 [尾瀬]
2023年7月22日~23日撮影。
かなり久しぶりに尾瀬に行ってきました。週末になると天気が悪くなったりしたのでなかなか出かけなかったのですが予報はあまりよくないですが出撃しました。が、予報以上に土砂降りになったりして初日は散々でした。朝焼けも夕焼けも星空もダメでしたが花は多かったです。キンコウカは見ごろでアヤメ平は特に綺麗でした。夜はホタル観賞も出来ました。
今回は鳩待峠からアヤメ平を経由して長沢新道を下り尾瀬ヶ原、見晴らしにテント泊。翌日は龍宮十字路からヨッピ橋経由で上田代、山ノ鼻、鳩待峠へ下山でした。
まずは風景をアップします。ホタル写真も撮れたのでアップしました。
【機材、SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD/11-20mmf2.8】
↓↓ 横田代。至仏山は雲の中でした。キンコウカは見頃ですが今年は少ない感じです。
↓↓ アヤメ平。 急激に天気悪化でガスが巻き始めました。こちらのほうがキンコウカは多くて絨毯のようです。
↓↓ 富士見池。晴れてたら池の向こうに燧ケ岳が見えるのですが・・・ このあたりから雨が降り出してきました。長沢新道を下ってると土砂降りとなりあっという間に道は川のようでした。降りが酷いのでカメラはザックへ・・・
↓↓ 一時的に晴れましたがまた曇ってしまい夕焼けは無し。 夜に竜宮小屋に遊びに行ったついでに近くでホタル観賞できました。ヘイケボタルなので光は弱いですがそれでも楽しめるくらいには飛んでました。
↓↓ 夜中には少しですが星が見えてましたが、この程度で晴れてくれません。
↓↓ 早朝も曇ってしまい朝焼けも日の出も無し・・・ 少し霧が漂っていたので良い雰囲気です。
↓↓ すっかり太陽が昇ったころに晴れてきました。 晴れると暑いです。
↓↓ 夏雲がどんどん湧いてきます。こごは雨予報なので速めに下山かな。
↓↓ 拠水林内の陽だまり。
↓↓ 中田代もキンコウカが見ごろでした。
↓↓ イモリ池。
↓↓ 鹿除け策で囲まれた一角。今年は遅霜の影響が甚大でニッコウキスゲはだめだめで寂しいかぎりです。
↓↓ 上田代。
↓↓ 上田代の逆さ燧ケ岳のポイント。
↓↓ 番外ですが、富士見峠の冨士見小屋は解体されて更地になってます。トイレはそのままでその欲にベンチが沢山置かれてました。
↓↓ 鳩待山荘は老朽化で建て替えのため解体工事中です。新館はこの写真の手前、至仏山登山口近くに建築中です。
タグ:尾瀬
早春の尾瀬ヶ原【3】 空撮編 [尾瀬]
2023年5月20~21日撮影
前回の尾瀬からはやくも1週間が過ぎてしまいました。早いものです。現地では当時咲いてなかったサンカヨウやヒメシャクナゲが咲き始めたという話ですが、週中くらいの寒気で稜線は降雪して湿原は強い霜が降りてミズバショウなどが傷んでしまったということです。例年なら水芭蕉の最盛期ですがこれから入られる方はちょっと残念なことになりそうです。
さて、3回目はお馴染みの空撮です。三条の滝や平滑ノ滝を主に撮影しました。早朝には霧が出たものの直ぐに消えてしまったのでちょっと微妙でしたが早朝の尾瀬ヶ原ぽさは撮れたかなと思います。
【機材: ドローン DJI MAVIC Air2】
※国交省の全国包括飛行許可機体登録済み。東京パワーテクノロジー、会津森林管理署への飛行調整済み。
↓↓ まずは三条の滝です。このじきならではの水量で豪快ですがやはり少ない感じです。思い切ってかなり沢の下まで下して見上げる感じに撮影してみました。
↓↓ 真上からの撮影です。上側が川下になります。
↓↓ すこし斜めから
↓↓ そして正面上から。
↓↓ 続いて平滑ノ滝です。 これは上流側から撮影です。
↓↓ 平滑ノ滝の下流側端っこにある小滝です。
↓↓ 早朝の中田代。竜宮十字路寄りですね。
↓↓ こちらは下田代の南側です。木道からはまったくわかりませんがこんな風に扇状に池塘がたくさんあります。
↓↓ 龍宮小屋裏手からつづく山の上あたりから見た中田代。
↓↓ 上田代です。すっかり水も落ち着いて本来の池塘になってます。緑も少し出てきました。
↓↓ 上田代の山ノ鼻側です。
↓↓ 最後は、見本園中央の水芭蕉の大群生を湿原側から撮ってみました。あまり高度を上げると水芭蕉が重ならなくなるのでばらけてしまいます。地上からはすごい密度に見えますが実際は程よい感覚で咲いているのがわかりますね。ちゃんと計算して咲いてるのでしょう。
早春の尾瀬ヶ原【2】 お花編 [尾瀬]
2023年5月20日~21日撮影
早春の尾瀬2回目は咲いていたお花編です。今回は初夏に咲くような花もけっこう咲いてましたので片っ端から撮影していたらかなりの種類になってました。マイナーなものまで選択すると大変なので今しか見えないような花をピックアップしてアップします。キスゲの新芽も沢山見かけましたので、咲きだすのもかなり早い気がしました。
【機材: SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD】
↓↓ リュウキンカ ほぼ見ごろと言った感じでした。
↓↓ ミズバショウ。 雪解けは早かったですが咲きだしは少し遅れたようです。それでも例年より2週間は早い見頃です。
↓↓ ショウジョウバカマ 湿原だけでなく山間部でも見かけます。
↓↓ タテヤマリンドウ 6月以降に見ごろになる花です。
↓↓ オオバキスミレ
↓↓ ミヤマスミレ 尾瀬では花弁が狭いタイプと広いタイプがあります。
↓↓ オオタチツボスミレ
↓↓ シラネアオイ これもどちらかというと初夏の花ですね。
↓↓ ヒメイチゲ 普通は5弁ですがこれは八重です。
↓↓ エンレイソウ
↓↓ タケシマラン
↓↓ キバナノアマナ 尾瀬では局所でしか見ない花です。久しぶりに見つけました。
↓↓ ミドリウスバサイシン 通常は暗紫色。 これが正式名かどうなのか判りませんが、局所に緑色のが生育してます。
↓↓ コミヤマカタバミ
↓↓ エゾエンゴサク
↓↓ トガクシショウマ 珍しい花ですね。何故かビジターでは教えてくれません。というかあること自体伏せているようです。盗掘対策でしょうけど尾瀬の植物図鑑には載ってるのですよね(^_^;)
↓↓ 白花のトガクシショウマ。 さらに貴重です。 問い合わせされても教えられません(^_^;)
↓↓ アズマシャクナゲ
↓↓ ミネザクラ よく似たチシマザクラは尾瀬沼の方へ行くと多いです。
↓↓ イワナシ これはかなり色が濃いタイプです。
↓↓ 白花のイワナシ 貴重です。尾瀬でも1カ所しか知りません。
↓↓ ヤシャビシャク 老木のウロや凹みに着生する珍しい植物(樹木)です。
↓↓ オオカメノキ
↓↓ タムシバ 今年は花付が良いです。
↓↓ ムラサキヤシオツツジ
次回は、空撮編です。
早春の尾瀬ヶ原【1】 風景編 [尾瀬]
2023年5月20~21日撮影
4月の尾瀬以来約1か月ぶりに尾瀬入りしてきました。雪解けが早く水芭蕉もずっと早いかと思いましたが、寒気が入ったりして成長が停滞したりしたのでタイミングよくちょうど水芭蕉も見ごろとなってました。特に研究見本園では一斉に花が出たようでかつてないくらいの大群生となっていて圧巻でした。
今回は見晴らしでテント泊でテント設営後はトガクシショウマを見に、その足で欲張って三条の滝と平滑ノ滝も見ることが出来ました。夜は曇り予報でしたが幸い星空が広がって満天ではないものの見ることが出来ました。
翌朝は朝焼けもなく霧が出たものの白虹はなく日中は良く晴れて暑かったです。尾瀬ヶ原を1周して鳩待峠に下山でした。
花も色々咲いてきたので必然的にシャッター切りまくりでした。まずは風景的な写真を多めにアップします。
【機材: SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD/11-20mm/iPhone13mini】
↓↓ 研究見本園では水芭蕉とリュウキンカの共演でした。
↓↓ 見本園の中央付近の大群生。
↓↓ こちらも見本園の奥の大群生。もうただただ圧巻の咲きっぷりでした。
↓↓ 大群生はどうとっていいのが悩ましいけど、単品で撮る方が楽しいですね。
↓↓ 青空映る水面に咲く水芭蕉。寒気のあとに急速に咲いたので霜の傷みも少なくて綺麗です。
↓↓ 山の鼻湿原も結構咲いてます。
↓↓ 上田代もすっかり水が引いて少し緑も出てきました。
↓↓有名な下の大堀川の水芭蕉は不作なのでどんどん歩いて竜宮現象付近。木道の間にリュウキンカが咲き誇ってました。
↓↓ 三条の滝。 この時期としては水量は少ない感じですが夏や秋よりは多いので迫力あります。
↓↓ 平滑ノ滝。ここも夏秋よりは水量豊富。しかし木々が育ってきてまともに見れるのはあと5年くらいでしょうか。
↓↓ 初日の夕方は雲が立ち込めてしまい夕焼けは無かったです。
↓↓ 夜半に龍宮小屋に遊びに行って帰ってくるときに少し星空が出ていたので期待してましたが、夜中の2時くらいにほぼ晴れて綺麗な星空でした。ただ西空は雲が取れずでした。燧ケ岳の上空には夏から秋の星座と天の川が輝いてました。
↓↓ 見晴らしの山小屋の明かりと星空。
↓↓ 南の空には夏の天の川が良く見えてました。少し水蒸気が多くて戸倉の明かりが反射してます。こういう夜空が綺麗なところで電視観望撮影をやってみたいものです。
↓↓ 六兵衛堀と星空。
↓↓ この時期の夜明けは早くて星空撮影から1時間後にはもう明るくなってました。すっかり寝不足です。霧が出ていたので白虹を期待しましたがダメでした。朝焼けも僅か・・・
↓↓雲が切れてやっと至仏山が見えました。ここは竜宮十字路です。
↓↓ 長沢新道の入り口付近の水芭蕉も盛り返して良い感じです。
↓↓ 景鶴山と新緑。
↓↓ 中田代にあるハートの池塘と燧ケ岳。良い天気ですが暑い。
↓↓ 新緑も木の種類によって色が違うので紅葉みたいですね。
↓↓ 最後に、もういちど見本園の水芭蕉です。
次回は、花の写真です。
残雪の尾瀬ヶ原【2】 空撮編 [尾瀬]
2023年4月22~23日撮影
さて、今回は空撮編です。本来なら残雪が豊富な尾瀬ヶ原を撮りたかったのですが、雪解けの進んだ湿原は上空から見るとかなりまだらでちょっと中途半端でした。それでも、予想外の尾瀬ヶ原湖が良い仕事をしてくれました。その後の知り合いが撮影した尾瀬ヶ原湖は水位が低かったので私が入山したときが最盛期だったようです。それでも例年よりは少ないですが・・・。
昨年の11月以来飛ばしてなかったので安全を考慮して出来るだけ目視できる距離と高度で撮影しましたが、そのくらいがちょうどいい感じでした。
【機材: ドローン DJI MAVIC Aiir2】
↓↓ 中田代の下の大堀川付近です。
↓↓ 竜宮現象のみられる付近上空ですね。向こうに竜宮小屋が見えています。
↓↓ 上田代の尾瀬ヶ原湖です。 夕方間近い時間帯が一番水位が高くなります。つまり一番良いときですね。この時はほかに人もいなくて独り占めでした。
↓↓少し上空から。夕陽が沈む直前です。
↓↓ 燧ケ岳側も高度を上げて撮影。空の尾が映ってきれいです。
↓↓ さらに高度をあげて上田代撮影。
↓↓ 太陽が沈んで少し色づいてきました。
↓↓ 180度のパノラマ撮影。きれいですね。
↓↓ 翌朝、夜の間に少し水位が下がったようです。薄氷も張って綺麗に映る場所がなかなか見つからなかったですがドローンは自由に動けるのでこういう時はよいですね。
↓↓ さらに高度を上げて撮影。
↓↓ 見本園の奥の方。地図では柳平と書かれてます。
↓↓ 日本第二位の太さの天然カラマツを上空から。
↓↓ 見本園のアカシボを上空から撮影してみました。
↓↓ 鳩待峠からすこし上ったところろから撮影。180度のパノラマで武尊山から燧ケ岳まで入りました。
次に行くころにはもう雪もなく初夏の花たちか咲いてたいそうです。
残雪の尾瀬ヶ原 【1】 [尾瀬]
2023年4月22~23日撮影
今年初の尾瀬に行ってきました。3月くらいからことしは少雪だという情報で4月に入るとかなり雪解けが進んでいると情報がありましたが、実際に行ってみるとかなり雪解けが進んでいて山道は出てるし尾瀬ヶ原も雪が消えて湿原の上は歩けませんしほぼ全面で木道が出て歩ける状態でした。さらには上田代の名物である尾瀬ヶ原湖も出現していてとにかくビックリでした。残雪ならではの景色はイマイチでしたが、こんな時期に尾瀬ヶ原湖が見れたのは貴重かもしれません。空撮もしましたがまた後程ということで、雪溶け進んだ様子をご覧ください。
【機材 SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD/iPhone13】
↓↓ 山の鼻湿原。例年最後まで雪が残る湿原ですがもう30~40センチくらいしかありません。
↓↓ 研究見本園の中央部です。尾瀬ヶ原では一番最後に水芭蕉の大群生が見られる場所ですがもう雪が消えて小さな花芽が出てましたから5月中旬くらいには満開になると予想してます。例年なら6月入ってからです。
↓↓ 見本園の奥の方から見るムジナ沢です。
↓↓ 見本園の赤シボもかなり始まってました。
↓↓ 空洞のようになって溶けて小川が見えていたのでローアングルから撮影してみました。
↓↓ 上田代の池塘はまだ雪で埋まってるところが多いですがもうご覧の少ない通りです。例年なら湿原の上歩きが出来るのですが・・・
↓↓ 上田代の逆さ燧ケ岳の池塘です。辛うじて逆さが見えました(^_^;)
↓↓ 中田代もご覧のように雪が無いです。
↓↓ 中田代・下の大堀川の水芭蕉の有名なところもすっかり雪が無いです。いちばん有名な群生地ですがGW後半には見ごろになると思われます。 少し咲いてましたが早くに咲くと霜にやられて茶色くなってしまいます。
↓↓ ワタスゲの花もポツポツ咲いてました。
↓↓ カモもわたってきてます。
↓↓ 夏鳥のノビタキでしょうか? もう来てますね。ひばりも結構鳴いてました。
↓↓ こちらは、コゲラです。
↓↓ 夕方近くの上田代の尾瀬ヶ原湖です。昼間に溶けた雪解け水がいちばん集まる時間帯です。それにしてもこの時期に見れるとはビックリです。
↓↓ 派手な夕焼けはなかったですがよい雰囲気になりました。 他に人もいなくて独り占めでした。
↓↓ 昼間はピーカンでしたが陽が沈むと薄雲が転がってきました。それでも星空が見えてたので撮影です。左の明かりは山の鼻の小屋の明かりです。
↓↓ 夜中に上田代に出てみました。最初は曇ってましたが次第に晴れ間が広がってなんとか尾瀬ヶ原湖と星空が撮影出来ました。夏の天の川や星座が見えてますね。
↓↓ 夜明けが迫ってくると碧ぽい色合いに映ります。
↓↓ ほんのりと染まる至仏山。もっと残雪があれば綺麗なのですが・・・
↓↓ 雲があって日の出が遅くなりました。
↓↓ 尾瀬ヶ原湖には薄氷が張ってました。早朝の気温はマイナス6~7度でした。
↓↓ 日本第二位の太さの天然カラマツ今年も見ることが出来ました。近くで見るとやはり太いです。iPhone13の超広角モードで撮影です。便利です。
次回は空撮編です。