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早春の高尾 [野草・スミレ]

2024年3月16日撮影

 いろいろ理由を付けて今年になってから山歩きもしてませんでしたが、漸く高尾山方面へ足慣らしも兼ねて散策に行ってきました。小仏川沿いを歩いて日影沢からいろはの森ルートで稜線へ上がり1号路で下山しました。いろはの森ルートはなかなかの急登なので春先のバロメーターですが、さすがに何度も立ち止まって休憩してなんとか稜線へ・・・かなり筋力体力落ちてますが幸い筋肉痛にはならなかったです。

 肝心の野草ですが、梅はほぼ終わっていてハナネコノメも終盤、スミレに至っては花付が悪いようで例年に比べてかなり少なかったですが、やっと山歩きもしてちょっと気分も晴れた感じです。しかし花粉は凄かった・・・

【機材 SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD】

↓↓ 春霞が酷く遠望が出来ないです。もちろん富士山も見えず。

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↓↓ 沢沿いは陽春。とても暖かく登りでは半袖でも大丈夫でした。

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↓↓ 各所の梅郷は花も終盤か散ってました。

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↓↓ ハナネコノメも終盤。というか花付が悪いです。3箇所くらい回りましたがどこも良くないですね。どうりでカメラマンがどこのポイントも僅かでした。

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↓↓ 石垣のヒメスミレもこの1株だけしか見当たらず。ここは年々減少しています。アリが見当たらないのでアリ駆除の薬でも捲いてるかもしれませんね。アリが種を運んで埋めるので発芽しやすくなりますから。

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↓↓ 稜線のヒナスミレは咲き始め。 某所にあったオクタマスミレは数年前に盗掘に会いましたが根が残っていて復活してきてたので楽しみにしてましたが再盗掘されたようです。同じ犯人かもしれません。盗掘防止の看板がすぐ横にあるので持って行くとはとんでもない悪党です。もしこのブログとか見てるかもしれないので言います。あんたはクソ野郎です。

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↓↓ アオイスミレ。 これも今年はかなり不作。花がほとんど見当たりません。

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↓↓ ナガバノスミレサイシン。 こちらはまだまだ咲き始めですね。

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↓↓ アズマイチゲ ちょうど見ごろな感じでした。各ポイント花付は良いです。

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↓↓ キバナアマナ 見ごろでした。

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↓↓ ニリンソウは咲き始め。

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↓↓ シュンラン。けっこう咲いてました。

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↓↓ ダンコウバイ

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↓↓ 撮り鉄も少々。

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例年なら土日はかなりの人出のある裏高尾ですが非常に少なかったのが意外でした。梅が終わってしまったからかな? 



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夏の星雲星団 [天文・電子観望]

2024.3.15撮影

 明け方の東の空に現れ始めた夏の星雲星団を撮影してみました。4時くらいでもまだ20度前後と低空ではありますが春霞も少なくコンデションは良かったので結構綺麗に撮影出来たようです。ただ当地から東の方が国は大都心があるので低空では光害の影響がありますのでもう少し高度がほしいところですね。

【Seestar S50】


↓↓ М20 三裂星雲ですね。 夏と言えばこの星雲は外せないでしょう。ただ青い星雲もあるはずですが流石に光害地では厳しいようです。

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↓↓ М8 干潟星雲です。 上のМ20のすぐ下にあるのでセットで映すことが多いですがシースターでは画角的に入りません。


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↓↓ М16 わし星雲です。 星雲の真ん中あたりにある柱上の部分は「創造の柱」と呼ばれている部分でここから星が誕生しているそうです。

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↓↓ М27 亜鈴状星雲  綺麗な色合いですね。こちらは高度が高かったので綺麗に出たようです。

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↓↓ М13 ヘルクレス座大球状星団です。

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↓↓ М3 こちらも球状星団です。

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↓↓ М4 これも球状星団ですがちよっとばらけたようにも見えますしオレンジ色の星(温度が低い)が多いですね。つまり恒例の星が多いということで古い星団です。さそり座のアンタレスの直ぐよこにあります。

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↓↓ 最後は、網状星雲です。この星雲は星が爆発したときに周囲に広がってゆく様をみているということで写真のほかに周辺に広がってます。虹色の綺麗な星雲で人気ですが淡いので光害地ではなかなか難しいようです。

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電子観望は楽しい [天文・電子観望]

2024年2月~3月撮影

 ヤマちゃんも出が悪すぎて出かけませんし山にも行けてないのですが、晴れた日にはちょこちょことシースターで電視観望やってます。三脚にカメラをセットする感覚なのでほんとに手軽です。ピントだけは甘いことが多いので最近は手動モードで調整しています。冬の星雲星団見えてますが明け方には夏の星雲星団も見え始めているのでまた撮影したいですね。今回は撮りためていたのを少しアップします。シースター制御アプリのリアルタイムでの画像調整機能が追加されたので星雲の色合いも良くなりました。

【機材 Seestar S50】


↓↓ こちらは、現在接近中のポン・ブルックス彗星です。3月10日撮影時で6等星後半という感じですが明るいですね。光害地なので薄っすらですが尾も見えてます。4月上旬には4.5等星まで明るくなると予想されてます。

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↓↓ 冬の代表星雲の一つ、お馴染みのM42(オリオン大星雲)です。市街地でもうっすら肉眼でも見えるほどなので電子観望でも良く映ります。

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↓↓ こちらも冬の代表格。オリオン座にある馬頭星雲です。

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↓↓ これも冬の代表格のバラ星雲ですが、映りにくいので露出も長めです。

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↓↓ 秋の代表格のМ31、アンドロメダ銀河ですね。 長めの露出をかけると光害地でも銀河の模様が判るくらいにはなりますがシースターの倍率が高いので入りきりません。

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↓↓ М1、かに星雲と呼ばれる散光星雲です。 カニの甲羅の模様にみえるらしいですが・・・?

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↓↓ М97、ふくろう星雲と呼ばれてます。こちらはなんとなくフクロウの大きな目がある顔には見えますね。

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