残雪の尾瀬ヶ原【2】 空撮編 [尾瀬]
2023年4月22~23日撮影
さて、今回は空撮編です。本来なら残雪が豊富な尾瀬ヶ原を撮りたかったのですが、雪解けの進んだ湿原は上空から見るとかなりまだらでちょっと中途半端でした。それでも、予想外の尾瀬ヶ原湖が良い仕事をしてくれました。その後の知り合いが撮影した尾瀬ヶ原湖は水位が低かったので私が入山したときが最盛期だったようです。それでも例年よりは少ないですが・・・。
昨年の11月以来飛ばしてなかったので安全を考慮して出来るだけ目視できる距離と高度で撮影しましたが、そのくらいがちょうどいい感じでした。
【機材: ドローン DJI MAVIC Aiir2】
↓↓ 中田代の下の大堀川付近です。
↓↓ 竜宮現象のみられる付近上空ですね。向こうに竜宮小屋が見えています。
↓↓ 上田代の尾瀬ヶ原湖です。 夕方間近い時間帯が一番水位が高くなります。つまり一番良いときですね。この時はほかに人もいなくて独り占めでした。
↓↓少し上空から。夕陽が沈む直前です。
↓↓ 燧ケ岳側も高度を上げて撮影。空の尾が映ってきれいです。
↓↓ さらに高度をあげて上田代撮影。
↓↓ 太陽が沈んで少し色づいてきました。
↓↓ 180度のパノラマ撮影。きれいですね。
↓↓ 翌朝、夜の間に少し水位が下がったようです。薄氷も張って綺麗に映る場所がなかなか見つからなかったですがドローンは自由に動けるのでこういう時はよいですね。
↓↓ さらに高度を上げて撮影。
↓↓ 見本園の奥の方。地図では柳平と書かれてます。
↓↓ 日本第二位の太さの天然カラマツを上空から。
↓↓ 見本園のアカシボを上空から撮影してみました。
↓↓ 鳩待峠からすこし上ったところろから撮影。180度のパノラマで武尊山から燧ケ岳まで入りました。
次に行くころにはもう雪もなく初夏の花たちか咲いてたいそうです。
残雪の尾瀬ヶ原 【1】 [尾瀬]
2023年4月22~23日撮影
今年初の尾瀬に行ってきました。3月くらいからことしは少雪だという情報で4月に入るとかなり雪解けが進んでいると情報がありましたが、実際に行ってみるとかなり雪解けが進んでいて山道は出てるし尾瀬ヶ原も雪が消えて湿原の上は歩けませんしほぼ全面で木道が出て歩ける状態でした。さらには上田代の名物である尾瀬ヶ原湖も出現していてとにかくビックリでした。残雪ならではの景色はイマイチでしたが、こんな時期に尾瀬ヶ原湖が見れたのは貴重かもしれません。空撮もしましたがまた後程ということで、雪溶け進んだ様子をご覧ください。
【機材 SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD/iPhone13】
↓↓ 山の鼻湿原。例年最後まで雪が残る湿原ですがもう30~40センチくらいしかありません。
↓↓ 研究見本園の中央部です。尾瀬ヶ原では一番最後に水芭蕉の大群生が見られる場所ですがもう雪が消えて小さな花芽が出てましたから5月中旬くらいには満開になると予想してます。例年なら6月入ってからです。
↓↓ 見本園の奥の方から見るムジナ沢です。
↓↓ 見本園の赤シボもかなり始まってました。
↓↓ 空洞のようになって溶けて小川が見えていたのでローアングルから撮影してみました。
↓↓ 上田代の池塘はまだ雪で埋まってるところが多いですがもうご覧の少ない通りです。例年なら湿原の上歩きが出来るのですが・・・
↓↓ 上田代の逆さ燧ケ岳の池塘です。辛うじて逆さが見えました(^_^;)
↓↓ 中田代もご覧のように雪が無いです。
↓↓ 中田代・下の大堀川の水芭蕉の有名なところもすっかり雪が無いです。いちばん有名な群生地ですがGW後半には見ごろになると思われます。 少し咲いてましたが早くに咲くと霜にやられて茶色くなってしまいます。
↓↓ ワタスゲの花もポツポツ咲いてました。
↓↓ カモもわたってきてます。
↓↓ 夏鳥のノビタキでしょうか? もう来てますね。ひばりも結構鳴いてました。
↓↓ こちらは、コゲラです。
↓↓ 夕方近くの上田代の尾瀬ヶ原湖です。昼間に溶けた雪解け水がいちばん集まる時間帯です。それにしてもこの時期に見れるとはビックリです。
↓↓ 派手な夕焼けはなかったですがよい雰囲気になりました。 他に人もいなくて独り占めでした。
↓↓ 昼間はピーカンでしたが陽が沈むと薄雲が転がってきました。それでも星空が見えてたので撮影です。左の明かりは山の鼻の小屋の明かりです。
↓↓ 夜中に上田代に出てみました。最初は曇ってましたが次第に晴れ間が広がってなんとか尾瀬ヶ原湖と星空が撮影出来ました。夏の天の川や星座が見えてますね。
↓↓ 夜明けが迫ってくると碧ぽい色合いに映ります。
↓↓ ほんのりと染まる至仏山。もっと残雪があれば綺麗なのですが・・・
↓↓ 雲があって日の出が遅くなりました。
↓↓ 尾瀬ヶ原湖には薄氷が張ってました。早朝の気温はマイナス6~7度でした。
↓↓ 日本第二位の太さの天然カラマツ今年も見ることが出来ました。近くで見るとやはり太いです。iPhone13の超広角モードで撮影です。便利です。
次回は空撮編です。
ちょっとスミレ散策 [高尾・奥多摩]
2023年4月16日撮影
先週は天気よかったのにお出かけ出来ず、この土曜日も雨で動けなかったので翌日の日曜日は天気回復、すがすがしい天気となったので軽く奥多摩方面に出かけてきました。スミレ散策に少し山に登りましたが、気温が高くて少し歩くと汗が出てきて目に入ったりして大変でした。すっかり夏ですね。目的だったフモトスミレとマキノスミレは咲いてましたがマキノはちょっと見頃すぎでしたしフモトスミレは前日の雨で花が倒れているものが多くて綺麗な状態のを見つけるのに困りました。でも、あったらいいなあと思っていたハイブリッドに出会えたので出かけて正解でした。お昼は御岳渓谷で食べましたがすっかり新緑になってました。川面を渡る風はやや強かったけど心地よい温度でした。
【機材: SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD/1~2枚目はiPhone13】
↓↓ 渓谷はすっかり新緑で気持ち良かったです。
↓↓ 逆光でキラキラする新緑が綺麗です。ついついカメラをむけてしまいます。
↓↓ マキノスミレ。 見た中ではこれがいちばん整ってましたね。 葉っぱがあまり立ってないので典型的ではないかもしれません。
↓↓ フモトスミレ ちょうど見ごろでしたが雨で花が倒れているものが多かったです。
↓↓ フモトスミレとマキノスミレの自然交雑種、ミドリミツモリスミレです。両方を混ぜたような花色は美しいですね。雑種は花が大きくなる傾向で遠くからでも見つけることが出来ました。久しぶりに見たので何十枚も撮ってしまいました。
↓↓ こちらもミドリミツモリスミレです。あまり時間かけず広範囲にも探索してませんが4株ほどみつけました。交雑率は高い方のようです。
↓↓ ヒメウツギ 渓流沿いにあちこちで咲いてます。
↓↓ ウワミズザクラ
↓↓ ホウノキ 独特の香りが離れていてもただってました。臭いニオイでは無いです。
↓↓ ヤマフジ この花も今年はかなり早いです。日当たりの良いところは満開でした。
↓↓ こちらも早い! カヤラン。 高尾山の方でも見られますが渓流沿いの高木とかをよく見るとあちこちに着生しているのがわかります。とくに今は黄色い花が目立つので見つけやすいです。双眼鏡は必須ですが・・・。
春の高尾山 [野草・スミレ]
2023年4月1日撮影。
2週間ぶりに晴れた4月1日土曜日、高尾山方面へ散策に行きました。今年は暖かいので2週間も経つとすっかり野草やスミレも最盛期になっていました。新緑も進みあちこちでヤマザクラが見頃で城山から高尾山の稜線沿いの桜も見頃になってました。一部はもう散り始めてまして例年なら4月10日くらいが見頃なんですがかなり早いです。今回は日影沢をのぼり城山から高尾山へ歩きました。日差しは暑くゴールデンウィークの頃のようでした。
【機材: SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD】
↓↓ 芽吹きから新緑へと移り落葉樹林ではヤマザクラのピンクがよく目立ちます。
↓↓ 山麓ではまだソメイヨシノが満開でした。背後の緑はカツラです。
↓↓ 日影沢林道の上部。彼方の桜は一丁平の桜です。
↓↓ その一丁平の桜の森が見頃。
↓↓ 野鳥も桜の蜜を食べに来ているようでした。 映ってる鳥はエナガ。 エナガは蜜で無く虫かな。
↓↓ ミツバツツジも見頃。
↓↓ ジロボウエンゴサク
↓↓ トウゴクサバノオ
↓↓ ニリンソウも見頃でした。
↓↓ ミドリニリンソウも見つけました。
↓↓ ミヤマエンレイソウ
↓↓ ヤマブキもあちこちで咲いていて目立ちます。
↓↓ フタバアオイ
↓↓ カントウミヤマカタバミ
↓↓ ヨゴレネコノメ このグラデーションが綺麗だと思いますが、命名した人の感性のなさが残念です(^^;)
↓↓ シュンラン
↓↓ ヒメフタバラン 今年は不作のようで小さいのが数本だけでした。
↓↓ タカオスミレ
↓↓ ヒカゲスミレ
↓↓ マルバスミレ
↓↓ オカスミレ
↓↓ エイザンスミレ ピンクタイプ
↓↓ エイザンスミレ 白色タイプ
↓↓ ヒナスミレもあちこちで咲いてました。
↓↓ ナガバノスミレサイシンも見頃でどこに行っても見かける感じ。
↓↓ ニオイタチツボスミレ 良い香りがします。
↓↓ タチツボスミレ これもどこでも見かけますね。
↓↓ マルバタチツボスミレ。 タチツボスミレとニオイタチツボスミレの雑種です。 僅かに芳香がありました。