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早春の尾瀬ヶ原 風景編 [尾瀬]

2024年5月18〜19日撮影

 4月に入る予定だった尾瀬も天気の不良などで延期となり、いつにするかと思っていたら昨年同様にGWには尾瀬ヶ原の雪は消え、尾瀬沼も湖上の氷も解けていた。温暖化は確実に進んでいる。水芭蕉もすっかり見ごろになっているということで、とにかく行って見ようと行ってきました。とはいえ天気は微妙で初日こそ晴れた夕焼けは見れたものの夜からは曇り翌日は朝から曇っていて朝焼けは駄目でした。

 今回は山の鼻テント泊でしたが、初日に欲張ってトガクシショウマを見にかなり歩いたツケが出て戻る途中で太もも付け根に痙攣が現れ始め、平坦な木道を歩いてるだけでももうギリギリな感じで山の鼻もたないと判断。急遽龍宮小屋に宿泊となるというトラブル・・・テント泊装備が無駄になりました・・・。いやはや筋力の衰えを強く実感しました・・・ そんなこんなでも、それなりには初尾瀬を楽しむことが出来ましたので、3回に分けてアップします。まずは風景編です。とりあえずレポ風に時系列に並べました。

【機材 SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD/iPhone13】

 

↓↓ 鳩待峠から下るときに垣間見える至仏山の残雪は非常に少ないです。今年は久しぶりに6月23日に登山が再開されるそうです。 白い花はオオカメノキ。

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↓↓ テンマ沢湿原の水芭蕉は見頃を過ぎてます。

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↓↓ 研究見本園。 中央通路の至仏山側の群生地は霜焼けして茶色くなってるのが多くピーク過ぎ。それでも綺麗なのもポツポツあります。

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↓↓上田代はまだまだ茶色い状態ですが残雪による融水はほぼ引いてます。周辺の山々の新緑も早いですね。

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↓↓ 逆さ燧ケ岳の池塘。風があって綺麗には映らなかったです。

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↓↓ 中田代。下の大堀川の水芭蕉群生地は終わってました。昨年も早かったですが今年もかなり速いし花数も少ないようです。それでもこの景色は絶景です。

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↓↓ 竜宮付近の木道の隙間にはリュウキンカが沢山咲いてます。鹿がきても木道が邪魔で食べずらく成長するようですね。

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↓↓ 下田代の見晴らしが見えてきました。燧ケ岳のすそ野の新緑も良い感じです。それにしてもピーカンで暑いです。

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↓↓ 見晴らしから東電・赤田代分岐の間の水芭蕉群生地。小ぶりが多いですが例年綺麗な個体が多いです。

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↓↓ 段吉新道の新緑を見てきました。ブナやミズナラの新緑が素晴らしいです。青空背景もすがすがしいです。

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↓↓ 脚の不調で緊急に龍宮小屋泊にしましたが、おかげですっかり回復して安心して夕焼け堪能です。派手さは無いですがいい感じに焼けてくれました。【1枚目はスマホ撮影】

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↓↓ ミズバショウと一緒に夕景。

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↓↓ 木道のリュウキンカと一緒に夕焼け。【スマホ撮影】

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↓↓ 夕焼けの痕はどんどん曇ってしまい辛うじて月が見える程度でしたが夜中の1時過ぎには薄雲越に星が見えていました。月がゆっくりと沈んでゆき暗闇が迫ります。

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↓↓ 月が沈んだ後にインターバルで星空を撮影して比較明合成しました。10分ほどですが星は結構動きますね。ぼんやりしているのはときおり夜霧が通過したためです。

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↓↓ 早朝の至仏山。 靄が漂う尾瀬らしい朝の風景です。

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↓↓ そして日の出ですが、朝焼けはこれが最大でした。

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↓↓ 長沢新道入り口の水芭蕉群生地。見頃でした。その昔はここで撮影するプロカメラマンが犇めいていたものですが最近はそういうプロカメラマンがあまり来なくなってます。 向こう側に鹿除け柵が出来て写真的に邪魔になったというのもありそうです。

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↓↓ 青空なら美しい逆さ至仏山ですが・・・昨日は風で波立って撮りませんでした。

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↓↓ 上の大堀川沿いの水芭蕉とシラカンバ。

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↓↓ 山の鼻湿原で親離れした子熊を見かけました。居ついているようで毎日見かけるそうです。ギョウジャニンニクの芽を食べるのにウロウロしているそうです。

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↓↓ 研究見本園の中央通路の東側付近の水芭蕉が凄まじいです。まさにびっしりと咲いていて圧巻でした。鹿柵の高価でどんどん増えているようです。

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次回は、お花編です。





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夏の星団など [天文・電子観望]

2024年5月9日〜12日撮影

 太陽フレアによる低緯度オーロラが世界各地で観測され日本でも北海道はもとより本州でも撮影されてちょっとびっくりです。北国の人が実に羨ましい週末でした。戦場ヶ原でも撮影されたということでねんのため都内からも撮影しましたがまったくダメでした。次回チャンスがあるようならちょっと遠征したいなあと検討中。

 夏の星団でも都内からは低空にあってなかなか撮影が難しいオメガ星団を初めて撮影出来ました。ちょうど強い寒気が入り低高度まで空気が澄んでいたのが成功の要因でした。でもちょっとピントが甘かったようで再チャレンジしたいです。


撮影機材 シースターS50/SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD

 

↓↓ 都内からオーロラ撮影試みましたがそれらしいのは映りませんでした。(7秒露出を約5分、比較明合成)

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↓↓ 同じ夜に飛んでいたスターリンクトレイン

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↓↓ 大規模フレアを何度も起こした巨大黒点群。 だいぶ正面からずれましたが大きいですね。

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↓↓ オメガ星団。ケンタウルス座にありますが都内だと何中時でも7度くらいの高度にしかならず大気層や靄の影響が大きく撮影しづらい天体です。ピンボケですがなんとか撮影出来ました。スタックエラー頻発で6分で止めました。地球から見える球状星団としては見た目が一番大きいそうです。つづくМ13やМ3と比べても歴然としてますね。

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↓↓ М13。 ヘルクレス座にある球状星団です。

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↓↓ М13。 りょうけん座にある球状星団です。

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春の銀河から夏の星雲、火星食 [天文・電子観望]

2024年5月3〜5日撮影

 GW後半は混雑を避けて自宅警備でした(^_^;) とはいっても天気がとても良かったので久しぶりに天体撮影をしました。春の銀河はベランダからなんとか見えるので撮影しました。夏の星雲はちかくの公園へ行って撮影でした。3月に撮影した時より赤みが弱いのが気になりますもしかしたらアプリ側の変更があったのか? それとも夏特有の靄のせいか? 快晴ではありましたがやはり冬のような透き通った空ではないですね。

 火星食もベランダからなんとか撮影に成功しました。白昼で三日月ということもありシースターの自動導入がダメで手動でなんとか導入しました。導入するとあとはおまかせで追尾してくれるので非常に楽です。


機材 Seestar S50

 

↓↓ しし座にある三重銀河です。

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↓↓ おとめ座銀河団という銀河が沢山密集しているばしょにあるマルカリアンチェーンの一部です。ぼんやりしているのが全て銀河で連なってるのでチェーンということですね。この上下にも続いてます。地球から見て連なってるように見えるだけで実際は距離は違います。

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↓↓ М100。 渦巻き状の銀河ですね。

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↓↓ 今年の秋に0等級になると言われている、紫金山・アトラス彗星です。現在10等星とまだ遠いですが尾が見えているのでこれはかなり期待出来るのではないでしょうか? 肉眼でも尾が見えるようだと素晴らしい彗星になるでしょう。

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↓↓ 夏の星雲です。まずはお馴染みのいて座にある三裂星雲(М20)

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↓↓ 三裂星雲の直ぐ近くにある干潟星雲(М8)

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↓↓ わし星雲(М16)。 創造の柱と呼ばれる角のような雲が見えますね。ここで新しい星が生まれています。

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↓↓ オメガ星雲(М17) オメガがどういう意味なのかはよく分かりません。

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↓↓ はくちょう座にある網状星雲の一部。淡い星雲なので光害地では厳しいですが虹色が綺麗な星雲です。

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↓↓ 5月5日の白昼に起きた火星食です。 火星は1.1等星ですが白昼でもなんとか見えるのはビックリです。写真は食の前と直前を合成しています。

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