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夏の星雲星団と半影月食 [天文・電子観望]

2023年5月2日/6日撮影

 夜も温かくなってきてあまり湿度も無いので星空撮影には良い季節です。夜明け前には夏の星空が広がっていまして、久しぶりに電子観望をしてみました。自宅ベランダからはちょっと見えずらいので近くの広い公園のど真ん中に陣取って撮影しましたが、暫く放置していたノートパソコンのバッテリーが干上がっていて仕方なくAC出力のあるポータブルバッテリーで何とか撮影することが出来ましたが容量が少ないのでいろいろ撮影出来ませんでしたが大光害地とは思えないくらい良い感じに撮ることが出来ました。長丁場に備えてもう少し容量の大きいポータブルバッテリーが欲しいです。

 5月6日未明には半影月食がありましたので、雲の隙間を見つけてなんとか撮影することも出来ました。

【機材: Skywatcher AZ-GTi/ EVO GUIDE50EDII フラットナー/ZWO ASI585MC/CBPフィルター/SharpCap Pro 4.0/露出6〜9分】

 

↓↓ アンタレスのすぐとなりにある球状星団のМ4です。 アンタレスの周りには赤や黄色、青色などの星雲が広がってるのでまた視野を広げてチャレンジしてみたいです。

M4.jpg

↓↓ いて座付近の天の川にある干潟星雲のМ20です。 大きな星雲で前から狙ってみたかった天体ですが大光害地でもこれだけ映るのはビックリです。電子観望恐るべきですね。 本当はもう少し淡い部分もあるのですが暗い夜空なら出るかもしれません。

M8.jpg

↓↓ 干潟星雲の直ぐ近くにある三裂星雲のМ8です。赤い星雲の中が裂けて見えるのでこの名前があるようです。裂けめは暗黒星雲が割り込んでます。青い星雲も被ってるのですがそこはあまりあぶり出せなかったようですが、東京でこれだけ映れば上等ですね。

M20.jpg

↓↓ 場所は変わってヘルクレス座にある大球状星団のM3です。こちらも有名な天体ですね。ほんとに球状になってる感じが良くわかります。

M13.jpg

夏はまだまだ撮りたい星雲星団が多いのでまた条件の良い時にチャレンジしたいです。



↓↓ 5月6日未明の半影月食です。雲が多くて見えてるときに撮影していたので時間は一定では無いですが、食の最大は2時23分でした。月食のようにしっかりした影に入るわけではないので境目がはっきりしませんが何となく影が移動しているのが判るかと思います。

【機材: SONY α6600/TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD】

半影月食.jpg




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